人生の節目となる春です。

３０日、桜満開の日に花が一つ飛び立ちました。昨年から療養されていた

スタッフ佐藤さんのお母様が桜より一足先に飛び立たれました。

ご本人の意志でホスピスを選択され、前日まで会話もされ、それまで疎になっていた

母との会話も十分とれて、納得していますと頑なに話す彼女と目を合わすことができませんでした。報われなかったそのつらさが、言葉以上に伝わってきたからです。

心の整理がつくのには時が必要なのかもしれません。

　　　散る桜　残る桜も　散る桜

　　　　　　　　　　　　　　　　良寛

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌