夏の思い出 |
投稿:松藤 |
夏休みで真っ黒になった子供たちが治療にやって来ています。 その中に、健一くんににた子供がいました。 私の小学六年生の夏。 夏休みが始まったその日、父が健一君を我が家へ連れてきました。六年生の担任をしていた父が、親御さんの了解を得て連れてきたそうです。 足し算、引き算は出来るがかけ算割り算が出来ん。おまえが夏休み一緒にすごして、いろいろ教えろ、の一言でした。 その日から、寝るのも遊びも風呂も一緒、まさに寝食をともにするというのでしょうか、トイレ以外はいつも二人でした。(笑) そして8月末に帰って行きました。楽しかったか、どうだったかの記憶は思い出せません。 高校に入り父の教え子と同級生になりました。彼は健一くんとも同級生でした。 彼が言うには、お前の父親は人気があったと。それを聞いて、やっと、父の型破りの生き方を尊敬できるようになりました。 夏の思い出でなく、父の思い出になって申し訳ありません。 井上陽水の少年時代でも口直しに聴いて下さい(笑) まもなく、彼岸。一緒に眠る父母に会いに島原まで行こうと思います。 |
2018年9月11日(火) |
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